他の都道府県に見られない京都の不動産といえば「京町家」がございます。京都の不動産「京町家」は入り口が狭く奥行きがたっぷりとある独特のつくりをしています。京町屋は京都の職住一体型の住居形式で町家造りと呼ばれる建築様式です。表記される漢字も京町屋は店舗を示し、京町家は住居としての表記が多いということです。京町家が住居を指す言葉となったのは比較的新しく、町の集会所を町家(ちょういえ)と呼んでいました。京町家は、江戸時代中期に現在の形近いものとなっていて、発展したのは平安時代中期頃です。紅殻格子(べんがらこうし)と呼ばれる色の濃い格子と虫籠(むしこ)窓と犬矢来などを持つのが京町家の特徴的な外観です。京町家は2階建てが多いのですが、平屋や3階建の場合もございます。
「うなぎの寝床」と呼ばれる京町家は、間口が狭く奥行きが深い形状です。町家の立地する敷地もまた間口が狭く奥行きが深い形状です。江戸時代初期に間口の広さで税金が課せられるため「うなぎの寝床」の形状になったとの俗説が流布しています。しかしこれは誤りで、高密化した市街地は必然的に道に面する戸数が多くなるよう建物が建ち並ぶためにこの形状となったものです。高密化により類似した間口の狭い建築は世界中にみられます。
2010年8月に京都府京都市内全域を対象に京町家の実態調査が行なわれ、47735軒残存しその10.5%が空き家と判明しました。江戸時代の京町家が現存しているものは全体の2%で、明治時代に建てられた京町家は14%ありました。京都ならではのこの京都の不動産「京町家」も賃貸できる物権もございます。外国人や若い人の間で京都の古い京町家に住むことがおしゃれな住まい方として紹介されているテレビ番組をみたこともございます。京都ならではの京町家に自身のライフスタイルで住めるなんて素敵なことですよね。